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フレンチブルドッグについて

最近日本でも急激に人気が高まっているフレンチブルドッグ。17世紀のフランスで闘犬用として人気があった犬種が19世紀になって改良が重ねられ、貴族の間で愛玩犬として珍重されていたそうです。

そのルーツとして有力なのは、イギリスからフランスにもち込まれたブルドッグに、テリアやパグをかけ合わせて作出されたというものだ。当初はネズミの駆除などに使われていたが、一方でペットとしても人気を得た。

1900年ごろには、ローズ耳コウモリ耳の2タイプとなり、ヨーロッパではローズ耳、アメリカではコウモリ耳と、その好みがはっきり分かれた。そしてその際のアメリカ人の努力で、コウモリ耳のタイプが標準となったという経緯をもつ。

わが国に紹介されたのは大正時代のことで、以降昭和初期にかけて数多く飼育され、現在も根強い人気がある。

●フレンチブルドッグの特徴

イングリッシュ・ブルドッグにテリアやパグを交配させて作られたフレンチブルの特徴は、短い身体、大きく四角い頭、ドーム型の前額と平らな頭頂部、ピンと立ったコウモリを思わせる耳、丸くて深い色をした目、短い鼻---と、なかなか愛嬌のある姿形をしています。とてもたくましくて筋肉質。

力強い体形をしており、コウモリの羽のような耳をもつのが大きな特徴である。
額部には深いシワがあり、両目の間の窪みは深い。幅広の鼻吻部は短く、下顎が突き出てしゃくれている。

この犬種で特徴的な耳は、付け根の位置が高く、幅が広い。尾は根元が太く先細で、ストレートからせん状によじれたスクリュー・テイルになっている。短くやわらかな被毛は光沢がある。毛色には、暗いもしくは明るい地色に、明るいもしくは暗い差し毛が混じる、各種のブリンドルがあるが、暗色のほうが好ましいとされている。

平らな鼻と体型そのものはブルドッグとよく似ていますが、通常のブルドッグと最も異なる点は、大きなコウモリ耳で顔はパグに似ているところです。
このアンバランスなところが魅力となっています。

被毛は滑らかな短毛で光沢がります。耳が大きくウサギのようにぴょんぴょん跳ねるため、仔犬の頃はよく" ウサギ "のようと言われます。

またフレンチブルドッグには<アメリカンタイプ><ヨーロピアンタイプ>の2種類があります。

  1. <アメリカンタイプ>
    バットイヤーといういわゆるこうもり耳が特徴です。顔が真ん丸で大きい。お産はほとんどの場合が 帝王切開になります。

  2. <ヨーロピアンタイプ>
    ローズイヤー。耳が立ちにくい場合があるため矯正が必要になることもあります。顔のサイズはアメリカンタイプに比べ少し細長く小さいため、お産はほとんどの場合自然分娩できます。

●フレンチブルドッグの性格

『頑固者』かつ『甘えん坊』という言葉がピッタリあてはまるなんともいえない人間味な表情を見せる犬です。かつて牛追い犬、畜殺犬としても活躍していた名残から、動いているものを追いかけるのがすごく好きです。

時には用心深く、敏感なため番犬にもなり、家の回りをうろつく他人には容赦なく吠えつきます。しかし、飼い主が親しくしている人には吠えつかないなど、洞察力もあり基本的には静かで おとなしい犬です。

お年寄りやお子様のいらっしゃるお家でも飼っていただきやすい犬種です。
性格は活発で非常に利口。動きはブルドックと違って機敏とされる。

普段はほとんど吠えず、むやみに走り回るタイプの犬種でもない。室内犬として、最適な要素をもっている。
原産国 フランス 
平均寿命 11年〜13年
軽量タイプ 体重:10kg前後/体高:26〜31cm
重量タイプ 体重:10〜13kg/体高:30.5〜31.5cm
●フレンチブルドッグの毛色

代表的な毛色としては、ブリンドルフォーンクリームブリンドル&クリーム(パイド)の4種類があります。

  • 「ブリンドル(Brindle)」
    黒の毛色に明るい毛色の差し毛が混じったものです。はっきりした縞模様が現れます。胸部などに白毛の部分が出ることもありますが、ブリンドル部分が多いのが特徴です。

  • 「フォーン(Fawn)」
    全身がレッドからライト・ブラウン色などで、毛先に従って金色がかった色になります。黒いまつ毛とまぶたを持ちます。

  • 「パイド(Pied)」
    尾の付け根、体側部に大きな斑が入っているものが望ましいと言えます。斑がダルメシアンのように細かいものは好ましくありません。

  • 「クリーム(Cream)」
    全身がクリーム毛色です。白に近いものから濃いものまであります。
コートが短くきめ細かいので手入れも簡単。水に濡れてもサッと拭くだけですぐに乾いてしまう。
●フレンチブルドッグのしつけ
フレンチブルドッグは非常にしつけ易い犬種です。
しかし、頑固者の一面もありますので時間をかけてじっくりとしつけていくのがポイントです。他の犬種と同じように、絶対に手をあげない、叩かないことが重要です。

またフレンチブルは興奮しやすいため、体罰を与えることによって興奮させてしまうと、なかなか主人の言い付けを守れなくなることもあります。

「ダメな時はハッキリダメ!」と態度で示し、良いことをした時はオーバーに褒める、数回の注意で飼い主の思い通りになるとは思わず、子育て犬育ては時間をかけていくもの、とお考えください。
話しかければ話しかけるほど人間の言葉を理解していく『味わい深い』犬種です。
●フレンチブルドッグの飼い方
被毛は短いため、手入れは基本的に楽です。
日頃の管理としては、軽いブラッシングだけで十分です。ただ、やわらかい毛質を保つためには、獣毛ブラシを使った手入れが適しているといえます。

さらに、特に気をつけたいのは、目や鼻にあるシワの手入れで、やわらかな布や綿棒を使って、週に1度はシワの間を拭くなどして、清潔に保ってください。定期的な歯やツメの手入れも実行したいところです。

活発で散歩好きなので、1日1度、最低30分程度は、屋外で散歩をさせてあげる。
ただし、暑さ寒さには弱いので、運動は、夏は涼しく冬は暖かい時間帯を見計らって行う。また室内では玩具を利用し、一緒に遊んであげるのもいいでしょう。

食事は栄養のバランスに配慮して、太り過ぎに注意することが大切です。
歯の健康に効果のあるドライフードと総合栄養食と表記されたウェットフード(缶詰)の混合食を与えるのが、管理の面でも手軽です。
肥満の傾向がある場合は、ダイエットフードに切り替える。健康維持のためにも、体重の管理に配慮した規則正しい給餌を心がけよう。
●フレンチブルドッグのチェックポイント

元気

健康な仔犬は見るからに活発。反対に病犬は元気がなく行動も鈍くなり、あまり動きたがりません。

体の状態
健康な仔犬は見るからに活発。反対に病犬は元気がなく行動も鈍くなり、あまり動きたがりません。

被毛
健康な犬は被毛にツヤとハリがありますが、病犬はツヤを失ってバサバサした感じになり、毛を逆立ててふるえが見られることもあります。具合が悪いと体を動かすのもおっくうなので、毛は汚れて臭くなり皮膚にはアカやフケがたまって毛が抜けやすくなります。


健康な犬の目は生き生きと澄んで見え、結膜はきれいなピンク色ですが、目ヤニがあるかないか、涙が多くないか、結膜が充血していたり反対に貧血したりしていないか、眼球が白く濁っていないか、左右の瞳孔は対称か等をチェックしてください。


犬の鼻は通常湿っていますが、病犬では乾いていることが多いです。また、健康犬でも眠っている時は乾いていますが、起きるとすぐ湿ってきます。鼻水が出る場合、様々な呼吸器系の病気が考えられますが、仔犬では肺炎になっていることもあります。
鼻の短い犬の宿命のようなものですが、呼吸器系の病気にはなりやすい。


耳がにおったり、しきりに頭を振ったり、頭を傾けたり、足で耳のそばを引っかいたりしていたら、耳に何らかの異常があると考えてよいです。

四肢
健康な犬の四肢は、犬種の特徴によりそれぞれバランスよく正しい角度で発育します。関節が異常に膨れていたり、脚の角度がおかしいと異常がある可能性があります。

食欲
健康な犬の食欲は安定しています。病犬は一般に食欲が減退したり廃絶したりします。



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